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売上高は2・7%増の585億2900万円 OCHIHD中間期
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週刊経済2025年12月3日発行号
非住宅分野に係る営業強化で
建築資材、住宅設備機器卸のOCHIホールディングス㈱(福岡市中央区那の津3丁目、越智通広社長)の2026年3月期中間連結決算は、売上高が前期比2・7%増の585億2900万円、経常利益は2・2%増の9億7100万円で増収増益となった。
非住宅分野に係る営業強化、リフォームリノベーション需要の取り込みを強化したことに加え、7月に建築、土木業向けCADシステム開発などの㈱日本システムソリューション(東京都中央区)を子会社化したことにより増収となった。
利益面では、熊本センターの新設に伴う関連費用の発生や他社競合による加工事業の売り上げ総利益の低下などにより営業利益は2・5%減の6億7500万円となったものの、経常利益は前年の税金の戻りや補助金、台風の保険金といった営業外収益により増益だった。純利益は6・6%増の5億4500万円だった。
通期は売上高が1250億円(6・8%増)、経常利益が22億円(14・0%増)、営業利益が17億円(15・6%増)純利益は12億円(15・3%増)と従来予想を据え置いた。

