NEWS

売上高は18・8%減の465億9200万円 三井松島ホールディングス3月期


週刊経済2022年5月31日発行

経常は2・8倍の85億円

石炭生産販売の三井松島ホールディングス㈱(福岡市中央区大手門1丁目、吉岡泰士社長)の2022年3月期は、売上高が前期比18・8%減の465億9200万円、経常利益が同2・8倍の85億9500万円で減収増益だった。
石炭販売分野における「収益認識会計基準」などの影響で、エネルギー事業の売上高は減収となったものの、生活関連事業の電子部品分野における受注増加や家具用金物メーカー・㈱システックキョーワ(大阪府)の子会社化で増収。また、利益面では、生活関連事業の好要因に加え、エネルギー事業の石炭生産分野における石炭価格の上昇や決算為替レートの円安、営業外収益に為替差益1億5600万円の計上などで増益となった。
23年3月期は、売上高は前年比22・3%増の570億円、経常利益は同72・2%増の148億円、当期純利益は同76%増95億円を見込んでいる。
同社は1913年1月設立。資本金は85億7179万5866円。