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売上高は12%増の1403億1700万円 小野建中間期


週刊経済2023年11月21日発行号

経常は販管費の増加を背景に減益

鋼材輸入・販売の小野建㈱(北九州市小倉北区西港町、小野建社長)の2024年3月期中間連結決算は、売上高が前年同期比12・0%増の1403億1700万円、経常利益が同19・1%減の43億4900万円で増収減益だった。
販売数量が増加した鉄鋼商品販売事業が好調だったこと、九州・中国エリアなどでは大型工事を中心に工事請負事業が伸び増収。利益面においては人員増加やベースアップを背景とした人件費の増加、さらに拠点整備による設備投資の増加が影響し減益となっている。
通期では前年同期比9・1%増の2865億8300万円、営業利益が同3・8%減の93億7000万円、経常利益が同3・8%減の95億7400万円を見込んでいる。