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売上高は10・9%増の893億9900万円 黒崎播磨中間期


週刊経済2023年11月21日発行号

経常は51・2%増の85億9300万円

耐火物製造大手の黒崎播磨㈱(北九州市八幡西区、江川和宏社長)の2024年3月期中間連結決算は、売上高が前年同期比10・9%増の893億9900万円、経常利益が同51・2%増の85億9300万円で増収増益だった。
コスト上昇分を販売価格に転嫁したことが奏功したほか、インド市場での事業拡大ならびに非鉄分野向けの拡販が好調だった耐火物事業、また工業炉(ファーネス)の設計・工事・整備を手掛けるファーネス事業などが好調で増収。この増収基調に伴い、利益面では増益につながった。
2024年3月期では、売上高が5・3%増の1740億円、経常利益が同20%増の145億円、当期純利益が同49・7%増の124億円と増収増益を見込んでいる。