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売上高は1・8%増の70億9700万円 シダー中間期


原価増で経常益は40・9%減

全国でデイサービスセンター、介護付有料老人ホームなどを展開する㈱シダー(北九州市小倉北区大畠1丁目、座小田孝安社長)の9月中間期連結決算は、売上高が前年同期比1・8%増の70億9700万円、経常利益が同40・9%減の1億300万円で増収減益だった。
売上面では、主に前事業年度に開設した施設において、新規利用者の獲得や充実したサービスの提供など施設稼働率の向上に努めたが、介護報酬改定の影響もありデイサービス、施設サービス事業でやや計画を下回り微増にとどまった。利益面では、景気の回復傾向に伴う人件費の上昇および既存施設の修繕費用などで原価が増加した。営業利益は同22・6%減の2億4400万円、上半期純利益は同64・4%減の5000万円。
セグメント別に見ると、デイサービス事業は売上高が前年同期比3・4%減の17億3000万円、利益が同34・6%減の1億7300万円。施設サービス事業は売上高が同4・3%増の49億1700万円、利益が同21・9%増の6億円。在宅サービス事業は売上高が同5・3%減の4億1400万円、損失が5100万円(前年同期は損失3000万円)。
通期予想に変更はなく、売上高が前期比3・5%増の143億4600万円、営業利益が同15・9%増の6億2000万円、経常利益が同31・0%増の3億2800万円、当期純利益が同8・5%減の2億400万円を見込んでいる。

2018年11月20日発行