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売上高は1・1%増の5104億5600万円 フォレストホールディングス
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週刊経済2025年6月18日発行号
4期連続増収
医薬品卸販売の㈱フォレストホールディングス(福岡市博多区東比恵3丁目、吉村次生社長)の2025年3月期連結決算は、売上高が前期比1・1%増の5104億5600万円、経常利益は同0・7%減の79億4400万円で増収減益となった。
売上面では、期中にナチュラル㈱、ナチュラルブレスト㈱、㈱ブリッジを子会社化し取引が増加したことに加え、公費助成のワクチンや新型コロナウイルスワクチンの定期接種が前年度を大きく上回るなどワクチン需要増が追い風となった。利益面では、診療報酬改定や仕入れ値の高止まりでコストが増加したが、利益増加が見込める商材への特化、価格交渉、物流拠点の見直しによるコスト適正化で前年並みを維持した。
今期は成長が見込めるウェルネス分野への投資や約7%の賃上げを実施し、連結業績は売上高が3・9%増の5305億円、経常利益が8・5%減の73億円、当純利益が6・7%減の47億円で増収減益を見込んでいる。