売上高は０・８％減の１５９億３５００万円　ベガコーポレーション３月期

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週刊経済2025年5月28日発行号

コスト抑制で大幅増益

インテリア家具を中心としたＥコマース事業を展開する㈱ベガコーポレーション（福岡市博多区祇園町、浮城智和社長）の２０２５年３月期決算は、売上高が前期比０・８％減の１５９億３５００万円、経常利益が１８・７％増の９億３８００万円で減収増益だった。

２０２３年に初の実店舗を出店したのを皮切りに、当期中に５店舗の新規出店。自社サイトの「ＬＯＷＹＡ（ロウヤ）」旗艦店では販売促進費や広告宣伝費を抑制したことでアクセス数や流通が減少したもののマーケティングコストの適正化や人件費・固定費の抑制などにより大幅な増益を達成。純利益は５０％増の５億９１００万円だった。

５店舗以上の実店舗の新規出店を目標にＯＭＯ型Ｄ２Ｃビジネスを強化。今期売上高は前期比９・８％増の１７５億円、経常利益が１７・３％増の１１億円で増収増益を見込む。