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売上高は0・5%減の63億2100万円 昭和鉄工中間期


週刊経済2025年11月19日発行号

経常益は4・2%増

熱源・空調機器などを製造する昭和鉄工㈱(糟屋郡宇美町、日野宏昭社長)の2026年3月中間期連結決算は、売上高が前年同期比0・5%減の63億2100万円、経常利益が4・2%増の4億6800万円だった。

国内の旺盛な建設需要で、空調機器のエアハンドリングユニットが伸長したものの、大口の空調設備、給排水衛生設備工事案件があった前期の反動減でサービスエンジニアリング事業の売上高が前年同期比9・1%減の20億1800万円となったことが影響し、減収。利益面では、適正な売価の設定、製造工程見直しによる原価低減、経費削減などが奏功し、増益に繋がった。営業利益は17・2%減の3億3000万円、当期純利益は13・4%増の3億800万円。

通期は期首予想通り、売上高が前期比5・4%増の152億円、経常利益が18%減の11億円の増収減益を見込んでいる。