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売上高は微減の211億2200万円 はせがわ


週刊経済2026年6月3日発行号

主力の仏壇仏具、墓石販売が減少

仏壇・仏具販売の最大手・㈱はせがわ(福岡市博多区上川端町、新貝三四郎社長)の2026年3月期連結決算は、売上高が前年同期比0・5%減の211億2200万円、経常利益が44・9%減の6億9700万円で減収減益だった。個別業績は売上高が4・0%減の195億9100万円、経常利益が37・2%減の7億9300万円で減収減益だった。

宗教用具関連業界においては、宗教用具小売業の事業所数および年間商品販売額が長期的な減少傾向にあり、市場の縮小という構造的な問題に直面している。またライフスタイルや供養の価値観の変化から、商品の簡素化・小型化が進み、多様なニーズに応える商品・サービスの開発が求められている。同社では中核事業である仏壇仏具や墓石販売などの推進と並行し、従来の供養の領域に限らない新商品・サービスの開発と顧客接点の拡大を推進。具体的には相続・遺品整理・不動産整理に関する相談対応と、サービスを提供するピースフルライフサポート(PLS)事業に力を入れている。

セグメント別には、主力の仏壇仏具は市場縮小の影響から東日本地区と西日本地区ともに減少し売上高は136億7400万円(4・1%減)。墓石についても仏壇と同様に受注件数が減少したことで40億3600万円(4・5%減)だった。屋内墓苑も販売件数が減少し3億600万円(46・2%減)に。一方、飲食・食品・雑貨については飲食ブランド「田ノみ実(たのみ)」店舗の新規出店や法事返礼品や食のギフトの販売が好調だったことから3億7900万円(32・6%増)、PLS事業も2億6900万円(105・9%増)と堅調だった。

2027年3月期は、売上高が8・4%増の230億円、経常利益が36・2%増の9億5000万円の増収増益を見込んでいる。