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売上高は微増の566億4500万円 OCHIHD中間期


週刊経済2023年11月21日発行号

経常は14・5%減

建築資材、住宅設備機器卸のOCHIホールディングス㈱(福岡市中央区那の津3丁目、越智通広社長)の2024年3月期中間決算は、売上高が前年同期比0・6%増の566億4500万円、経常利益が同14・5%減の15億3200万円で増収減益だった。
売上面では太陽光発電システムや蓄電池などの脱炭素関連商材の拡販、リフォーム需要の取り込みに加え、5月に住宅建築工事、住宅関連資材販売のTRESSA㈱(トレッサ・長崎市琴海戸根原町、山内亮社長)を子会社化したことなどが寄与。利益面では持家・分譲戸建住宅の着工戸数減少や木材価格の下落の影響を受け、営業利益は同16・9%減の12億4000万円、純利益は同19・1%減の9億8100万円だった。
通期予想に変更はなく、売上高が前期比3・8%増の1200億円、営業利益が同6・7%減の27億5000万円、経常利益が同9・4%減の3200万円、純利益が同17・5%減の20億5000万で増収減益を見込んでいる。