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売上高は前期比6・1%増の5087億円 ヤマエグループHD中間期
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週刊経済2025年12月3日発行号
売上高と営業利益が過去最高更新
食品や住宅関連を軸とした九州最大手の独立系総合問屋、ヤマエ久野㈱を中核とするヤマエグループホールディングス㈱(福岡市博多区博多駅東2丁目、網田日出人会長CEO)の2026年3月期第2四半期(中間期)連結決算は、売上高が前年同期比6・1%増の5087億9800万円、経常利益が4・8%減の72億700万円で増収減益となった。
売上高は食品関連事業や糖粉・飼料畜産関連事業が堅調で290億円の増収となり、5期連続で過去最高を更新。営業利益や売上総利益も過去最高を更新したが、販売面における競争激化や、エネルギー価格上昇に伴う水道光熱費や物流費の高騰などが影響し、経常利益は減益となった。営業利益は18・0%増の70億8600万円、純利益は21・4%減の33億円だった。
セグメント別の売上高は、食品関連事業が6・4%増の3910億9000万円。糖粉・飼料畜産関連事業が7・9%増の605億600万円。住宅・不動産関連事業が2・1%増の457億8100万円。運送や燃料関連、レンタカー、情報処理サービスなどのその他事業が0・4%減の114億2000万円だった。
現中期経営計画最終年度となる今年度の通期業績見通しは、売上高が前期比5・3%増の1兆600億円、経常利益が13・8%増の200億円、営業利益が20・4%増の190億円、当期純利益が17・1%増の100億円といずれも過去最高の更新を見込む従来予想を据え置いた。

