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売上高が3・5%増の2034億円 西部ガス


ガス事業、不動産事業など順伸

西部ガス㈱(福岡市博多区千代1丁目、道永幸典社長)の2019年3月期連結決算は、売上高が前年同期比3・5%増の2034億7800万円で初めて2000億円を突破したが、経常利益は9・8%減の97億6000万円で増収減益だった。単体では売上高が1277億1100万円(5・2%増)、経常利益が59億7500万円(10・2%減)の増収減益だった。
都市ガスをはじめLNG、LPG、電気などのエネルギー需要の一層の拡大を中心とした営業活動とともに、原料費調整によるガス料金単価の上方調整の影響等によりガス売上が増加。さらにガス事業以外の不動産事業やその他の事業(食品販売、飲食店、情報処理など)も伸びたことから増収となった。利益面では、供給販売費および一般管理費は減少したものの、原油価格の上昇等による都市ガス原材料費の増加などから売上原価が増加し減益となった。
今期は連結で売上高が2160億円(6・2%増)、経常利益が100億円(2・5%増)の増収増益を見込んでいる。

2019年5月14日発行