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売上高が3・2%増の202億8200万円 新日本製薬中間期
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週刊経済2025年6月4日発行号
経常益も21・9%増
東証プライム上場で化粧品、健康食品、医薬品の企画・販売の新日本製薬㈱(福岡市中央区大手門1丁目、後藤孝洋社長)の2025年9月期中間連結決算は、売上高が3・2%増の202億8200万円、経常利益が21・9%増の25億4000万円で、増収増益だった。
20~30代向けスキンケアブランド「パーフェクトワンフォーカス」のEC売上高が伸長したことや、販売チャネル別マーケティングを強化したヘルスケア商品の機能性表示食品「スリモアコーヒー」の販売好調などで上期最高だった前年同期の売上高を更新した。利益面は、フォーカスとヘルスケアの増収と、オペレーションコストの構造改革による効果が収益性向上に貢献し、増益につながった。営業利益は22%増の25億3300万円、中間純利益は、連結子会社が収益計画の見直しを実施した結果、のれん、および無形資産の減損損失7億5900万円を特別損失として計上し、33・3%減の9億3500万円だった。
25年9月期は期首から変更なく、売上高が4・9%増の420億円、経常利益が10・2%増の45億2000万円を見込んでいる。