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売上高が前期比2・4%増の276億9300万円 富士ピー・エス3月期


週刊経済2021年6月1日発行

4期連続増収増益

プレストレストコンクリート(PC)工法を用いた土木、建築工事の㈱富士ピー・エス(福岡市中央区薬院1丁目、堤忠彦社長)の2021年3月期の決算は、売上高が前期比2・4%増の276億9300万円、経常利益が同91・1%増の17億3000万円の増収増益となった。
新型コロナウイルス感染症の影響は限定的で、土木事業で民間・公共工事ともに好調に推移したため、4期連続の増収。工事利益率が好転したことで4期連続の増益となった。子会社・㈱シーピーケイの吸収合併に伴う特別利益を計上したことなどにより、当期純利益は約2倍の13億2700万円。受注高は、土木事業が18・3%増の232億6400万円、建築事業は35・5%減の49億4600万円だった。
今期は、売上高が前年比1・7%増の281億6000万円、経常利益が同45・1%減の9億5000万円、当期純利益が45・4%減の7億2500万円の増収減益を見込む。