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増収効果と経費抑制で黒字転換  ワールドインテック第1四半期    中間予想を上方修正


 総合人材ビジネス業の株式会社ワールドインテック(北九州市小倉北区馬借1丁目、菅野利彦社長)の2010年12月期第1四半期(1月~3月)連結決算は、売上高が76億52百万円で前年同期比1・6%増、経常利益は2億9百万円(前年同期は1億18百万円の赤字)となった。
 人的販売強化と副商材の拡販で好調だった携帯ショップ事業を抱える情報通信事業が前年同期比で8・7%の増収となったほか、行政受託の受注が増加した各種サービス事業が同約300%増収となったことが全体の売上増に寄与した。利益面では、増収効果に加え、原価率の低減と経費抑制を進め、営業利益は1億54百万円(前年同期は1億47百万円の赤字)、当期純利益は1億26百万円(同7千万円の赤字)だった。
 同社はこれらを受けて、中間業績予想で売上高を当初予想の145億円から150億円に、経常利益を同じく1億5千万円から3億3千万円に、それぞれ上方修正した。