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増収も原料価格上昇や震災影響で２ケタ減益 　小野建　　　 通期は増収増益見込む

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　鋼材販売、輸出入業の小野建株式会社（北九州市小倉北区西港町、小野建社長）の２０１２年３月期第１四半期連結決算は、売上高が前年同期比８・８％増の３２１億６７百万円、経常利益が同３１・５％減の８億６３百万円で増収減益だった。
　市況上昇、販売数量の増加で増収となったものの、原料価格が上昇。また、震災の影響で関東エリアから東北エリアへの運賃増加などもあり、営業利益は同３３・１％減の８億１５百万円、四半期純利益は同４４・３％減の５億１５百万円だった。
　通期は、売上高が前期比２・５％増の１３７０億５５百万円。経常利益が同２・５％増の３５億３８百万円を見込む。