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地行3丁目に民泊施設2棟開業 堀内電気の堀内社長


週刊経済2025年5月7・14日発行号

インバウンドの宿泊需要取り込む

太陽光発電所、電気通信設備の設計・施工業の㈱堀内電気(福岡市博多区浦田1丁目)の堀内重夫社長が個人名義で建設した2階建て民泊施設2棟が5月1日開業した。

場所は同市中央区地行3丁目の住宅街の一角。みずほPayPayドーム福岡から約500mの距離という立地を生かし、ドームでのプロ野球やコンサートなどのイベント来場者の宿泊やインバウンドを中心とした団体客の長期滞在需要を取り込む。

施設名は「Amp Flat HEC 01」と「同02」で、延べ床面積は各約80㎡。2棟ともペット可で最大収容人数は8人。予約は宿泊予約サイト「Air bnb」から受け付ける。宿泊料は1泊4万5千円~で、ダイナミックプライシング適用のため、宿泊需要に応じて料金は変動する。

堀内社長は「宿泊者の7割がインバウンドと見込んでおり、予約も順調。来春にはホテルも開業する予定もある。新規事業で収益拡大を目指したい」と話している。