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地場IT会社とデータセンターサービスで提携 JRQSS


週刊経済2022年5月3日・10日発行合併号

グループ外収益の拡大図る

JR九州グループでシステム開発を担うJR九州システムソリューションズ㈱(以下JRQSS/福岡市博多区吉塚本町、香月裕司社長)は4月25日、福岡市博多区のシステム開発会社とクラウド・データセンターサービスに関する業務提携契約を結んだ。
2020年から3カ年の中期経営計画で掲げるグループ外収益拡大の一環。アプリケーションや社会インフラ関連のシステム開発などに携わるキーウェア九州㈱(同区博多駅東3丁目、脇谷勝社長)と連携し、九州エリアの中堅企業クラスに向けてクラウドでデータセンターサービスを提供する。具体的に両社のITや通信・ネットワーク技術、顧客基盤を相互活用し、データセンターサービス導入企業の新規ビジネス立ち上げやセキュリティ強化、BCP対策などをサポートしていく計画。また、人材、技術交流を促進し、JRQSSが同区博多駅前に構えるシステム開発の専門拠点「デリバリーセンター」の体制強化に繋げる。マーケティングチームの水城幸博管理部長は「お客様に信頼される情報サービス企業として、さらなる成長に挑み、九州の持続的発展に貢献したい」と話している。