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国際的なCS調査で3年連続九州1位に QTnet


4つのファクターで最高評価

九電グループの情報通信事業会社、㈱QTnet(福岡市中央区天神1丁目、岩﨑和人社長)は3月27日、顧客満足度(CS)に関する国際的な調査会社、㈱J.D.パワー アジア・パシフィック(東京都港区、山本浩二社長)の「2019年日本固定ブロードバンド(高速大容量)回線サービス顧客満足度(CS))調査」で、提供する光ブロードバンドサービス「BBIQ(ビビック)」が3年連続で九州エリア総合満足度1位を受賞したと発表した。
同調査はJ.D.パワーが第三者機関として自主企画で昨年12月に実施したもので、九州エリアで固定ブロードバンド回線サービス(FTTHもしくはCATV)を家庭で利用している1400人を対象に、「通信品質」「各種提供サービス」「各種費用」「サポート」の4つのファクターで調査を実施し、総合満足度スコア(1000ポイント満点)を算出した。調査対象となった6社(6サービス)中、BBIQは4つのファクター全てで最も高い評価を獲得。総合満足度でも前年比30ポイント増の627ポイントを獲得し、3年連続1位となった(エリア平均は572ポイント)。
なお、同調査は17年からエリア別調査となったが、BBIQはそれ以前の14年から16年まで3年連続で全国1位を獲得している。

HDI格付けでも最高評価獲得

また、同社は4月10日、HDI‐Japan (運営会社・シンクサービス㈱、神奈川県川崎市、山下辰巳代表取締役CEO)によるHDI格付けベンチマークの「モニタリング格付け」において提供する「BBIQ」に関するサポート窓口で、国内最高評価の「三つ星」を獲得した。
モニタリング格付けはHDI格付け専門審査員が、顧客視点で企業の電話サポートにおける顧客対応をクオリティ評価の観点から調査し、最高評価の三つ星から星なしの4段階で格付けするもの。QTnetでは電話やメールに加え、チャットやLINEなど、顧客が気軽に問い合わせできるサポート窓口を開設しており、HDI‐Japanによると、「素早く反応し、前向きで協力的に支援できており、礼儀正しく敬意も示せている」「顧客の話をじっくり聞いて状況を把握し、高いスキルにより迅速に解決できている」と高く評価したという。
なお、評価項目は①サービス体制②コミュニケーション③対応スキル④プロセス/対応処理手順⑤困難な対応の5項目で、項目ごとに4点~1点を付与。格付け基準は5項目の平均が3・5点以上で三つ星、2・5点以上で二つ星、1・5点以上で一つ星、1・5点未満で星なしとなっている。
HDIは1989年に米国で設立されたITサポートサービスにおける世界最大のメンバーシップ団体で、世界初の国際認定資格制度を築き上げている。現在では世界で5万を超える会員を有し、米経済誌フォーチュン・世界企業上位の多数が加盟し、世界中に100の支部/地区会を有しているという。HDI‐JapanはHDIの日本における拠点で、HDIの国際基準を用いて各業界の格付けベンチマークを実施するなど、サポートサービスの向上を目指し活動している。

2019年4月23日発行