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国際的な起業家表彰制度で部門賞に オーレックHDの今村社長
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週刊経済2026年1月21日発行号
地域創生リーダーに
農機製造を中核事業にする㈱オーレックホールディングス(八女郡広川町)の今村健二社長は、EY Japan(東京都)が主催する国際的な起業家表彰制度「EYアントレプレナー・オブ・ザ・イヤー2025ジャパン(以下EOY)」において、「リージョナル・バイタライゼーション・リーダー部門」大賞を受賞した。
EOYは世界約80カ国145都市で展開される国際的な表彰で選考基準には「革新性」や「社会への影響力」、そして「長期的価値の創出」といった、より良い社会の構築を目指すリーダーとしての資質が求められる。世界では過去にアマゾンの創業者ジェフ・ベゾス氏やグーグルの創業者ラリー・ペイジ氏とサーゲイ・ブリン氏も受賞した歴史があり、日本での開催は25年目。
今村社長は同団体の推薦を受けて2025年秋に九州代表に選出され、12月3日に面談形式のプレゼンテーション審査に臨んだ。9日にザ・リッツ・カールトン東京で開催されたアワードセレモニーで受賞が決まり、日本代表候補者12人、うち7人の地域創生部門代表の中から大賞を獲得した。なお日本代表は田中邦彦くら寿司㈱社長が選出されている。
今村社長は久留米市出身。1952年7月5日生まれの73歳。明治大学工学部卒、父が創業した大橋農機㈱(現オーレック)に76年入社。営業部に配属され関東から東北エリアを開拓。現場の声を反映した製品を次々に生み出し、88年に社長就任と同時に現社名に変更した。海外への販路開拓も手掛け世界30カ国以上で販売を実現。年商200億円、農業機械の国内トップシェアを誇る。23年1月ホールディングス化に伴いグループ代表に就任。趣味は自然散策。受賞に際し「地域とともに技術を磨いてきた成果をいただいた。地域から生まれた技術を全国、そして世界へ発信することで日本の農業技術を示していけたら」と話している。
また、今村社長は今年5月にモナコで開催される世界大会(WEOY)に日本チームの一員として参加することが決まっている。

