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国際水準のガーデンコンテスト開催へ 福岡市


週刊経済2025年8月13日発行号

英国王立園芸協会が協力

福岡市は8月5日、来年3月に開催予定の「フクオカフラワーショー2026」におけるメインコンテンツとして、国際水準のガーデンコンテストを開催することを決めた。

コンテストには、英国王立園芸協会(RHS)が協力し、世界最高峰のチェルシーフラワーショーに準拠した応募条件や審査項目で開催する。また、出展するガーデンは、開催期間中に展示して終わりではなく、その後に、まちなかなどに移設して広げていく仕組みに挑戦するという。コンテストの概要は、展示数は5作品(5区画)、間口9・9m× 奥行6・3mの計56・7㎡。作品設定は、まちなかへ実際の設置を想定したデザインで、来場者が中に入れる構造も可とする。夜間ライトアップは必須。審査員は英国王立園芸協会のコンテストで審査を行う審査員のほか、国内外有数のガーデナーの方などで調整中。

同日から出場者の募集を開始しており、日本語・英語の特設サイトも開設した。高島宗一郎市長は「国際水準の審査員を集め、1回目から極めて高いレベルのコンテストを目指していく」と話している。