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国道322号・八丁峠道路は11月16日に開通 九州地方整備局


延長4・5キロ、約20分の時短効果

九州地方整備局(村山一弥局長)が整備を進めてきた国道322号・八丁峠道路が、11月16日午後3時に開通する。
嘉麻市大力と朝倉市秋月野鳥間を結ぶ道路は、片側1車線の延長4・5キロ。約9割に当たる約3・8キロがトンネル区間。開通による時間短縮効果は約20分で、災害時や救急搬送のルート確保をはじめ、物流や観光による地域の活性化などが期待されている。当日は午前11時から嘉麻市側のトンネル入り口付近で県や国、地元でつくる促進期成会による開通記念式典や県による防災訓練などが実施される。
国道322号・八丁峠道路は、現道が災害や冬季の積雪で1年のうち3分の1のペースで通行規制などが発生していることを踏まえ、2006(平成18)年度から国の権限代行事業として整備が進められていた。また、八丁峠道路の整備に合わせ、嘉麻市側では県による千手バイパス(延長2・4キロ)も開通する。

2019年10月29日発行