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国内事業好調で増収増益  TOTO    経常益5割増


 衛生陶器製造のTOTO(北九州市小倉北区中島2丁目、張本邦雄社長)の2013年3月期第1四半期連結決算は、売上高が前年同期比8・3%増の1044億2百万円、経常利益が同53・1%増の22億45百万円で増収増益だった。
 国内住設部門が新設住宅着工戸数の回復やリモデル(増改築)需要の持ち直しなどで新築分野、リモデル分野ともに伸長した。また、今年2月発売の新商品も好調だった。部門売上は前年同期比8・2%増、営業利益は同約3倍となった。海外住設部門は売上高が6・1%増となったものの営業利益は16・2%減だった。
 全社の営業利益は54%増の17億78百万円、四半期純利益は8・2%減の6億2百万円だった。
 通期では売上高で前期比4・9%増の4750億円、経常利益で12・6%増の220億円を見込む。