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営業開発部を「AP計画室」に改編 電通九州 3月1日付で組織変更
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広告会社・株式会社電通九州(福岡市中央区赤坂1丁目、中野正道社長)は、3月1日付で昨年、設置した営業開発部を「アカウントプランニング(AP)計画室」に改編するなどの組織変更を実施した。これは社会や企業を取り巻く環境が目まぐるしく変容する中、その変化に能動的に対応するための組織を構築していく一環。
AP計画室は、AP計画部とAP開発部の2部体制で、変化の激しいコミュニケーション市場において、有効なアプローチや新しいビジネスモデルを開発しつつ、新しい領域や広告主を開拓していく。AP計画部は、従来のソリューション開発部の業務の一部も継承し、中長期的な営業戦略や新規開拓に向けた計画立案を行う。AP開発部は、特に新規および戦略広告主を中心とした、実際の広告対応業務を行う。今回このほかに、AP・CR局をマーケティングプランニング・クリエーティブ局(略称・MP・CR局)に改称し、同局にマーケティングプランニング(MP)総括部とクリエーティブ(CR)総括部を設置した。MP総括部は、従来のAP部とソリューション開発部を統合した部署で、プランニング1部と同2部を設置。CR総括部は、従来同様にクリエーティブ1部と同2部を設置している。
同社は株式会社電通の国内営業ネットワーク再編に伴い、95(平成7)年1月に株式会社電通100%出資の地域会社として設立。資本金4億円。従業員数206人。07年3月期は売上高308億円で、九州の広告会社でトップに位置する。07年度の組織変更としては、今回改編された営業開発部のほかに、九州新幹線全線開通により変動する、各地の情勢を見据えながら、新しい視点で企画・提案する「2011室」を7月に設置している。

