NEWS

営業収益は3・7%増の2717億7300万円 イオン九州中間期


週刊経済2025年11月5日発行号

食料品売り上げが堅調

イオン九州㈱(福岡市東区香椎浜2丁目、中川伊正社長)の8月連結中間決算は、売上高に賃料収入を加えた営業収益が前年同期比3・7%増の2717億7300万円、経常利益は74・8%増の51億7700万円で増収増益だった。

当期は新規出店に加えて売上構成比の高い食料品売り上げが堅調に推移して増収、利益面では増収に加えてセルフレジや電子棚札等のDX投資や省力化什器の導入による総人時低減で販管費の伸びを抑制し、営業利益は42・9%増の40億2800万円、当期純利益は80・2%増の35億9500万円と大幅に伸びた。

業態別の売上高はスーパーマーケット・ディスカウントが1256億9100万円で4・3%増、GMSが1186億9000万円で1・9%増、ホームセンターが87億6900万円で2・4%減、その他事業が18億円で2・7%増だった。

通期予想の修正はなく、連結では営業収益5510億円、営業利益106億円、経常利益101億円、当期純利益53億円を見込む。