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営業収益は21%増の710億円 福岡国際空港


週刊経済2026年6月10日発行号

旅客数過去最高で初の最終黒字

福岡空港を運営する福岡国際空港㈱(福岡市博多区下臼井、田川真司社長)の2026年3月期決算は、売上高に当たる営業収益が前期比21%増の710億円、営業利益が62・2%増の120億円、経常利益が58億円(前期5億円)、当期純利益が56億円(前期10億円の赤字)となり、民営化後初の最終黒字となった。
国内線、国際線ともに旅客数が過去最高を更新したことに加え、昨年3月に全面開業した国際線ターミナルの効果が寄与した。旅客数は国内線が前期比4%増の1944万人、国際線が10%増の939万人で、合計は6%増の2883万人となった。営業収益の内訳は航空収入127億円、不動産収入258億円、事業収入324億円で、このうち免税店売り上げは、改装の効果もあり前年比60億円増の276億円だった。
国際線の発着便数も好調で、年間便数は前期比11%増の2万5134便となり過去最高を記録。韓国、中国、台湾路線を中心に増便が進み、国際線全体では9路線の新規就航・新規路線開設があった。
今期は、営業収益が743億円、営業利益が633億円、当期純利益は29億円を見込む。国内線地区では商業施設やホテル、バスターミナルを備える複合施設と南側立体駐車場の整備を進めるほか、国際線地区では南側コンコース延伸やチェックインフロア増床などを計画している。