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吳怜勳済州特別自治道知事と会談 福岡県の服部知事
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週刊経済2026年2月4日発行号
韓国との協力体制強固に
服部誠太郎福岡県知事は1月23日、福岡県庁で韓国南部・済州道(チェジュド)の呉怜勲(オ・ヨンフン)知事と会談した。
会談の中で服部知事は、日韓海峡沿岸県市道交流知事会議を通じて積み重ねてきたこれまでの交流の成果に言及するとともに、コロナ禍以降廃止されていたティーウェイ航空による福岡―済州線が約6年ぶりに運航を再開した点を紹介。「人的往来の回復を追い風に、両地域の友好と相互理解を一層深めていきたい」として、引き続き支援を求めた。
また呉知事は、観光分野での連携をはじめ、脱炭素社会の実現や水素エネルギーの活用促進、さらには気候変動への対応を視野に入れた水産・養殖技術分野での協力などを盛り込んだ交流事業に関する提案書を服部知事に手渡した。あわせて、文化や人的交流を軸とした分野横断的な連携についても協力を深めたいとの考えを示した。
会談後、両知事は共同記者会見に臨み、今後の具体的な連携の方向性について説明。両地域の相互訪問を活発化させることや、協力関係を継続的に検証・発展させるための定例協力会議の開催、さらには海洋環境の保全や気候変動への共同対応などについて意見交換したと明らかにした。
服部知事は、地理的に済州が福岡にとってもっとも近い海外の隣人であることに触れ、幅広い分野において協力関係を強化していく考えを示した。

