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名古屋市中村区に事務所開設 アークエルテクノロジーズ


週刊経済2025年4月16日発行号

東海エリアでマーケティング強化へ

EV充電マネジメントシステム開発・販売のベンチャー企業、アークエルテクノロジーズ㈱(福岡市中央区大名2丁目、宮脇良二社長)は4月1日、名古屋市中村区名駅1丁目に事務所を開設した。

カーボンニュートラルに向けたマネジメントシステムの提供や企業向けコンサルティング事業を主軸に展開する同社では、2023年に中部電力㈱(名古屋市)と路線バスやトラックなど商用EV向けの充電マネジメントシステムを共同で開発。以来、東海エリアでの事業展開を拡大しており、今回の事務所開設で東海エリアでの事業基盤の強化とサービス向上に向けてマーケティングを強化する。場所は名古屋駅そばのビル「JPタワー名古屋」21階のシェアオフィス「FSPACES JPタワー名古屋」 内。拠点数は、福岡と東京の両本社と「昭代ラボ」(福岡市早良区昭代2丁目)と合わせて4ヵ所になった。

同社は2018年8月設立。資本金は2億8500万円(資本準備金含む)。従業員数55人。EVの最適充電と運行管理をすべて一括管理・自動化するサービス「AAKEL eFleet」や温室効果ガスの排出量削減を支援するサービス「AAKEL eCarbon」などを提供。主要株主は、中部電力やフソウホールディングス、関西電力グループ、三菱HCキャピタル、東京海上ホールディングスが連ねる。