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名古屋大学発スタートアップと提携 ゼンリン
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週刊経済2025年10月22日発行号
研究開発を推進
住宅地図メーカーの㈱ゼンリン(北九州市戸畑区中原新町、竹川道郎社長)は9月30日、AI活用の3次元空間認識技術を開発する㈱マップフォー(愛知県名古屋市、田中一喜社長)と資本業務提携を締結した。
マップフォーは2016年9月設立。自動運転や測量、インフラ、ロボティクスなど幅広い分野向けに、AIを活用した3次元空間認識技術「空間知能」を開発・提供している名古屋大学発のスタートアップ。提携により、両社の強みを生かした研究開発・用途開発を加速し、インフラの老朽化対策、人口減少社会における次世代モビリティの推進やスマートシティの実現など、日本社会が直面する喫緊の課題への対応を推進していく。また、業務提携にあわせてゼンリンのCVCである㈱ゼンリンフューチャーパートナーズからマップフォーへの出資を実施した。
同社では「両社の強みの結集で、より豊かな持続可能な社会の実現に貢献していく」と話している。

