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名古屋に国内6カ所目の海外引越センター   福岡倉庫   関東圏内4カ所目の陸運部新営業所も計画


 物流倉庫業地場大手の福岡倉庫株式会社(福岡市中央区多の津2丁目、富永太郎社長)は2006年2月をめどに、名古屋に国内6カ所目の海外引越センターを開設する。また、同年夏期以降に関東圏内で4カ所目の陸運部新営業所の開設を計画している。
 まず、名古屋に開設予定の海外引越センターは、佐世保、福岡、岩国、大阪、東京に次ぎ梱包輸送部としては国内6拠点目で、今年2月に開設した中国・上海営業所を合わせると7拠点目となる。海外引越の需要増加に合わせ、拠点開設により営業力強化を図るもの。
 関東圏内で開設予定の陸運部営業所は、東京支店、千葉営業所、高崎営業所に次ぎ同エリアでは4カ所目。全社的には福岡、北九州、名古屋、大阪と合わせて8拠点目の陸運部営業拠点となる。新拠点の開設で関東圏内でのシェア拡大を目指す。
 富永社長は「05年12月決算予想では、売上高が前期比5.3%増の約96億4,000万円となり、4期連続の増収増益が達成できそうだ。今年2月に開設した上海営業所も順調に売り上げを伸ばしている。3カ年計画の最終年度に当る06年12月期で売上高100億円を確実に突破したい」と話している。
 同社は1948年10月設立、資本金は1億円、従業員数は250人。04年12月期の売上高は91億5,000万円。
 富永社長は福岡市出身。72年9月23日生まれの33歳。学習院大学卒、趣味はゴルフ、ヨット。