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古賀市と包括的連携協定 福岡女子大学


食・健康・環境分野中心に

公立大学法人福岡女子大学(福岡市東区香住ヶ丘1丁目、梶山千里学長)は2月21日、古賀市と包括的連携協定を締結した。
それぞれが持つ資源や機能を効果的に活用しながら地域社会の発展や人材育成に取り組むことを目的としたもの。市町村との協定締結は今回で3例目。同市とは一昨年に産学官技術交流会を共催したことや2012、13年度に同市の中学3年生を進路学習で受け入れるなど交流があったが、締結により一層の連携を強化する。現時点で具体的な取り組みは明らかにされていないが、今後は食・健康・環境分野を中心に事業連携を推進していく。
同日、古賀市役所で田辺一城同市長と梶山学長との調印式を実施。田辺市長は「子どもからお年寄りまで全世代型の健康づくりの推進をしていきたい。環境分野においても循環型社会の形成は大事なテーマだと思っているので、そうした知見もいただければ」とあいさつ。一方、梶山学長は「本学には食・健康学科、管理栄養士養成課程を設けている。お互いの得意分野で助け合い、両者が発展できるような連携をしていきたい」と述べた。

2019年3月19日発行