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古賀工場でFSSC22000認証取得を計画 アキラHD


週刊経済2023年12月26日発行号

長浜工場に続く2例目

福岡市中央卸売市場鮮魚市場における仲卸地場大手㈱アキラ水産などグループ6社の持ち株会社・㈱アキラホールディングス(福岡市中央区長浜3丁目、安部泰宏代表取締役CEO)はこのほど、関連会社で鮮魚介類の卸小売、加工販売の㈱アキラ・トータルプランニング(同、原田昌美社長)古賀工場を対象に、食品安全マネジメントシステムの国際規格「FSSC22000」認証取得を目指していることが明らかになった。
同社グループでは水産資源の管理および環境配慮などの取り組みを証明する「水産エコラベル」認証取得に向けた手続きを進めており、その一環として2006年に九州の鮮魚仲卸として初めて「ISO9001認証」を取得。21年9月には㈱アキラ水産、㈱コウトク水産、㈱安部水産、㈱一心、㈱四季海鱻(しきかいせん)の関連5社で食品安全マネジメントシステム「ISO22000」認証を取得している。
さらに、2023年6月には㈱アキラ・トータルプランニング長浜工場を対象に食品衛生管理システムの国際規格「HACCP(ハサップ)」の上位版に位置付けられる「FSSC22000」認証を取得。今回、同社長浜工場に続く2例目の取得を目指している。認証取得は2024年11月を予定しており、登録範囲は工場生鮮魚介類、調味魚介類、魚介乾製品類の加工。同社では「今後も食品安全の取り組みは当然ながら、独自の販路開拓など新たな魚食ツールの在り方と付加価値を創造していきたい」と話している。