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古賀工場でFSSC22000認証を取得 アキラHD
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週刊経済2024年12月4日発行号
長浜工場に次ぐ2カ所目
福岡市中央卸売市場鮮魚市場における仲卸地場大手㈱アキラ水産などグループ7社の持ち株会社・㈱アキラホールディングス(福岡市中央区長浜3丁目、安部泰宏代表取締役CEO)は、11月1日付でアキラ水産古賀工場(古賀市鹿部)を対象に、食品安全マネジメントシステムの国際規格「FSSC22000」認証を取得したことを明らかにした。FSSC22000認証取得は今年6月に取得したアキラ水産長浜工場に次いで2カ所目。
同社グループでは水産資源の管理および環境配慮などの取り組みを証明する「水産エコラベル」認証取得の一環として2006年に九州の鮮魚仲卸として初めて「ISO9001認証」を取得。21年9月には㈱アキラ水産、㈱コウトク水産、㈱安部水産、㈱一心、㈱四季海鱻(しきかいせん)の関連5社で食品安全マネジメントシステム「ISO22000」認証を取得している。
さらに、23年6月には長浜工場を対象に食品衛生管理システムの国際規格「HACCP(ハサップ)」の上位版に位置付けられる「FSSC22000」認証を取得。続いて23年10月、一般社団法人日本能率協会に申請し、今回2例目の取得となった。登録範囲は工場生鮮魚介類、調味魚介類、魚介乾製品類の加工。なお、今回の取得で2工場それぞれASC(水産養殖管理協議会)・MSC(海洋管理協議会)認証された水産物を消費者に確実に届けることを目的とした「CoC(加工流通過程の管理)認証」も取得している。
同社では「今後も食品安全の取り組みは当然ながら、輸出に向けた独自の販路開拓など新たな魚食ツールの在り方と付加価値を創造していきたい」と話している。

