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受注好調で売上高過去最高の425億円に  FJQS    前年比2・9%増加


 ソフトウエア開発の株式会社富士通九州システムズ(FJQS・福岡市早良区百道浜2丁目、黒田高史社長)の2014年3月期決算は、売上高が前年比2・9%増の425億8100万円で過去最高、営業利益が同1・8%減の44億4700万円だった。
 大型商談により受注が拡大。中でも金融系や情報インフラ系を担当した社会ソリューション本部や、公共ソリューション本部を中心に好調だった。受注額は同6・2%伸び、増収に寄与した。一方、調査研究やニュービジネス費用、東京オフィス開設費用などの投資により営業利益は減益となった。
 今期は売上高410億円を見込む。そのうち、力を入れる海外売上げで3倍強、SaaS売上げで6割増の目標を立てる。