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博多駅筑紫口に地下駐輪場 福岡市


331台収容、市営初の機械式

福岡市(高島宗一郎市長)は9月10日、市営地下鉄博多駅近くの筑紫口中央通り地下に「市営博多駅筑紫口駐輪場」をオープンした。
地下1階と2階に設けられ、延べ床面積は約806㎡。フロア面積は地下1階が約254㎡、地下2階が約552㎡。地下1階に一時利用の64台、地下2階に定期利用の267台、合計331台の自転車が収容可能。福岡市営の駐輪場で初めて機械式が採用されており、定期利用の場合は地下1階から自動で地下2階に移送できる。自転車駐輪の利用料金は一時利用1日1回100円、定期利用は1カ月1900円。
市営駐輪場のオープンに合わせ、近鉄不動産㈱(大阪市天王寺区上本町6丁目、倉橋孝壽社長)も近鉄博多ビル地下中1階に「Pat都ホテル博多駐輪場」をオープン。フロア面積は約278㎡。一時利用の230台が収容できる。また、近鉄博多ビル開業に合わせて市は、9月20日に同ビルからの利用に便利な市営地下鉄の改札機を、9月22日に新たに東7出入口とエレベーター・エスカレーターを供用する。
また福岡市は、筑紫口周辺の回遊性向上のため、地下駐輪場オープンに伴い周辺の路上駐輪場の一部(388台分)を閉鎖、9月26日のラグビーワールドカップ福岡大会初戦までに撤去する。

2019年9月25日発行