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博多駅東3丁目に産業用ロボット営業拠点  静岡県のヤマハ発動機    九州テクニカルセンター


 産業用ロボット研究開発などを手掛けるヤマハ発動機株式会社の社内カンパニー「IMカンパニー(静岡県浜松市、加藤敏純IMカンパニー社長)」は、2月4日付で、福岡市博多区博多駅東3丁目に「九州テクニカルセンター」を開設した。
 九州地区は、鉄鋼・造船などの従来の産業に加え、半導体メーカーの工場進出や自動車産業が活況を帯びていることから、九州・山口地区における基盤検査装置などの表面実装設備、半導体検査装置「ハンドラー」、単軸ロボットやスカラロボットなど産業用ロボットの営業およびサービス体制強化を目的に開設するもの。拠点開設は、関東(埼玉県さいたま市)、中部本社(静岡県浜松市)、関西(大阪府大阪市)に次ぐ4カ所目。「九州テクニカルセンター」では、九州・山口地区をカバーし、営業活動とサービス対応力の強化を図る。センターは、サーフェスマウンターや組み立て用のロボットなどを展示するショールームを併設し、製品のデモンストレーションが可能となっている。フロア面積は135平方m(うちショールーム66平方m)、スタッフ5人体制。センター長には和田敦彦プール事業部営業担当が就任している。和田センター長は北九州市出身、1957年1月17日生まれの51歳、九州大学卒、1979年ヤマハ発動機株式会社に入社し、これまでオートバイ、マウンター、ロボットなどの営業を経験している。趣味は料理。和田センター長は「地元密着型の営業を徹底してお客様との信頼関係を築いていき、顧客満足に務めていきたい。スタッフ一同営業ハートフルサービスを心がけていく」と話している。