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博多駅東のビジネスホテルを全面リニューアル  JR九州都市開発    7月上旬オープン


 九州旅客鉄道株式会社の子会社でホテル運営のジェイアール九州都市開発株式会社(福岡市博多区博多駅東1丁目、小濱和彦社長)は、JR博多駅筑紫口そば(同博多駅東2丁目)の宿泊主体型ホテル「JR九州ホテル福岡」を全面リニューアルする。5月9日から休館し工事に着手、7月上旬にオープン予定。
 これは、九州新幹線全線開業や新駅ビル「JR博多シティ」開業を機に、館内や客室の内装を一新し、冷暖房設備なども更新する。併せて、地下1階の飲食店「うまや」(ジェイアール九州フードサービス株式会社の運営)もリニューアルし、ハード・ソフト共に充実したホテル空間の提供を目指す。
 同ホテルは、地上8階、地下1階建てで、延べ床面積3520平方m。2~8階が客室で、全90室。1階がフロント、ロビー、地下1階が飲食店「うまや」となっている。リニューアルの内容については、別途発表する。
 同社は1999年4月設立、同6月事業開始。資本金4億円でJR九州の100%出資。従業員112人(昨年7月現在)。宿泊特化型の「JR九州ホテル」を福岡、長崎、熊本、鹿児島、小倉で展開するほか、05年10月には屋久島にリゾート型ホテルを開業。昨年3月には、九州新幹線全線開業を前にワンランク上のホテルを目指した「JR九州ホテル鹿児島」の北館を増床オープン。今年秋、JR宮崎駅西口に完成予定の大型複合ビル内に「JR九州ホテル宮崎(仮称)」を出店する。