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博多駅前3丁目にうどん粉使用の中華麺専門店 ウインズジャパン


セルフ式導入で人材不足に備える

ラーメン店「博多一幸舎」を展開する㈱ウインズジャパン(福岡市博多区博多駅東2丁目、入沢元社長)は10月30日、福岡市博多区博多駅前3丁目にセルフ式の中華麺専門店をオープンした。同業態での出店は初めて。

将来の人材不足に備えた新業態として出店したもの。グループ企業の麺工場「製麺屋慶史」で製造されたうどん用の粉で作った中華麺と、煮干し、鶏ガラ、野菜を煮込み、ウルメイワシを原料とするうるめ節を使用したコクのあるスープが特長。店舗名は「元祖博多うっど〜ん 麺を喰らう」。場所は日本政策金融公庫福岡支店南側、アイビーコートⅢの1階。店舗面積は約21㎡。席数は21席を設けたほか、立ち食いコーナーも設けた。メニューはメーンの「うっどーん」(小:550円、並:650円、大:750円)を中心に約12種類揃え、30〜40代をターゲットに年間売り上げ目標5000万円を目指す。平均客単価は680円。営業時間は午前11時から午後4時までで、スタッフ数は10人。同社では「これまで博多一幸舎を豚骨ラーメン専門店として14年やってきたが、スタッフの年齢が上がってきたこともあり、こってりとした豚骨ラーメンを食べるのがきついと感じるようになっていた。そこで、一幸舎のラーメンのプロと製麺のプロ、うどんのプロが集結し、うどんとラーメンの良い部分のみを取り込んだ新商品として考案した」と話している。

2017年10月31日発行