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博多駅前に積水ハウスと提携のスマートホステル第1弾 リクリエ


来年3月までに7棟オープン

ホテルの企画や民泊運営・管理代行業の㈱リクリエ(福岡市博多区博多駅前4丁目、中西孝行社長)は8月1日、積水ハウス㈱(大阪市北区大淀中1丁目、仲井嘉浩社長)と「最先端のIT技術を駆使した宿泊施設」に関する包括業務提携のシリーズ第1弾として、同町内にITを活用した宿泊施設「スマートホステル」の運営を開始する。来年3月までに7棟の新規オープンを予定している。
名称は「トリップベース博多駅前」。場所は朝日プラザ南側。延床面積は約337㎡、S造り4階建て。インバウンド層に人気のメゾネットタイプで、最大1部屋9人宿泊できる。定員は29人。宿泊客はフロントに置いたタブレットで自動チェックインが可能で、入室時はスマートロックに暗証番号を入力し開錠する仕組み。主なターゲット層は訪日外国人やビジネスマンで、客室には高速無線Wi―Fiのほか、4カ国語に対応したタブレットを備える。同社では「地方都市のなかでもインバウンド需要が高まっている福岡で、引き続き多様な宿泊ニーズに応えた宿泊施設を展開していきたい」と話している。
同社は2016年2月設立。資本金2000万円、従業員18人。Airbnbの運用代行を始め、ホテルの企画やIT技術を駆使した無人宿泊施設の全国展開を目指している。

2018年7月18日発行