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博多織の母子手帳を発売 鴛海織物工場


9月中旬予定

博多織と関連商品を製造、販売する㈱鴛海(おしうみ)織物工場(福岡市東区水谷3丁目、鴛海伸夫社長)は9月中旬、側面に博多織を取り入れた母子手帳を発売する。

商品名は「博多織 母子手帳ふくさ」。全面に博多織を使用し、診察券やこどもの写真などを入れるポケットを付け、日常でも使えるようにデザインした。大きさは縦18センチ、横13センチ、奥行き1・5センチで、色はピンク、オレンジなど複数展開する予定。販売価格は桐箱入りで1万円(税別)。出産を控える妊婦へのギフトとして需要を狙うほか、産婦人科医院からの受注も視野に入れている。博多リバレインモール1階の同社直営店「HAKATA JAPAN」の店頭と同店通販サイト内で販売していく。鴛海社長は「さまざまな新商品を企画し、博多織をファッションアイテムのひとつに取り入れてもらいたい」と話している。

同社は1928年創業、54年設立。資本金1000万円。従業員数は約10人。

2017年7月11日発行