NEWS

博多区堅粕3丁目に10階建てホテルを建設 福三


初のホテル建設

不動産賃貸業の㈲福三(福岡市博多区豊1丁目、堺雅人社長)は博多区堅粕3丁目にホテルを建設する。2020年1月着工、21年2月完成予定。
場所は「UR都市機構堅粕3丁目団地」北側。同社は県内で24棟の賃貸物件を所有しており同社のホテル建設は初。鉄筋コンクリート造り10階建てで敷地面積は723㎡、建築面積は315㎡、延べ床面積は1509㎡。総客室数は39室で1階がフロントと客室、2階から10階までは全て客室となる。将来的なホテル需要の不透明さからリスク軽減のため賃貸住宅へ切り替え可能なものにしている。部屋タイプは1LDKのコンドミニアムタイプのみで1室あたりの面積は33㎡。駐車場は14台で、ホテル用やコインパーキングなどで検討している。運営は楽天LIFULL STAY㈱に委託する。
堺社長は「観光客の増加を見込んだことと、福岡はコンドミニアムタイプのホテルが少ないことからこの形式のホテルにした。今後は福岡市内の中心部に自社でオフィスビルを構えたいと考えている」と話している。
同社は1997年3月設立。資本金300万円。売上高2億7000万円(2019年7月期)。従業員なし。
堺社長は福岡市出身。1988年8月24日生まれの31歳。近畿大学産業理工学部中退。趣味はダーツ、ゴルフ。

2019年10月23日発行