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南区若久4丁目に多機能福祉拠点 福岡市社会福祉協議会
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週刊経済2025年4月30日発行号
カフェ併設
福岡市社会福祉協議会(以下福岡市社協、同市中央区荒戸3丁目、谷川浩道会長)は4月19日、同市南区若久4丁目に多機能福祉拠点「五福の家」をオープンした。
以前、醤油問屋「五福」が営まれていた土地・建物を地域のために活用してほしいという親族の意向を受け、同社協が譲り受け地域の福祉拠点としてオープンした。高齢者の孤独・孤立問題、身寄り問題、子ども・若者問題などの解決を図るため、関係する複数の事業者や団体が同拠点を活用し多機能な支援を展開する。場所は県道602号沿い、「宮ノ下交差点」南西側。建物は2階建てで、床面積は1階が約130㎡、2階が約50㎡。1階には福岡福祉向上委員会が運営する地域カフェを備えている。講座や教室の企画・運営に加えて同建物に隣接する自立援助ホーム「TIES(タイズ)」の関連拠点としても機能させるほか、2階は介護など福祉関連の3団体の事務所として貸し出す。