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千葉県市川市に関東物流センターを開設 ミスターマックス 関東地区店舗をカバー


 大手ディスカウントストア・株式会社ミスターマックス(福岡市東区松田一丁目、平野能章社長)は十月二十七日、千葉県市川市に関東地区の店舗への物流拠点となる「MrMax関東物流センター」を開設した。
 これまで仕入先の出荷拠点から、直接各店舗へ納品されていた商品搬入を物流センターに一本化し、店舗配送や検品作業を集約するもので、今年四月から西日本地区の店舗を対象に稼働した西日本物流センター(粕谷町)に続く物流拠点稼働。当面は在庫機能をもたない通過型の物流センター「トランスファー・センター(TC)」で、今後、機能を充実していく。場所は同市高浜町、国道357号沿い、敷地面積は約九千二百四十平方メートル、鉄骨四階建てで延床面積は約九千二百八十六平方メートル、平均通過物量は月平均九十万ケースで、群馬県から千葉県までの関東地区の六店舗(十月二十七日現在)をカバーする。同社では「仕入先、当社双方の物流コストを軽減し、経費削減と仕入原価の引き下げを図る」と話している。

 11月からは「DC」機能も稼働

 また同社は、十一月から同センター三~四階部分で、商品を在庫し、仕分け・配送する「DC」機能を稼働する。
 一時在庫機能の活用により、一品大量販売できる商品の一括大量納品が可能となり、仕入コストの削減を図る。さらに、海外での自社開発商品のコンテナ単位での輸入が可能となる。すでに稼働している西日本物流センターでは、TC、DC機能を備えており、西日本地区の三十七店舗(十月二十七日現在)に商品を供給している。

2003.11.5 発行 週刊経済より