北九州市立大学と産学連携協定　ドーワテクノス

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週刊経済2025年9月10日発行号

デジタル人材の創出目的に

モータのリニューアル事業やロボット事業などの㈱ドーワテクノス（北九州市八幡西区黒崎城石、小野裕和社長）は８月２０日、北九州市立大学（同市小倉南区北方４丁目、柳井雅人学長）と産学連携協定を締結した。
地域社会における人材育成および地域活性化への貢献を目的としたもの。その一環として、同大学が２０２７年４月に開設を予定している「情報イノベーション学部（仮称）」での協働教育によって、情報工学の先端技術を駆使する高度人材、ＧＸ推進や地域社会の課題解決に寄与するデジタル人材の創出を目指す。それにあたって同社が本社隣接地に所有する実証試験施設「ＴＳＵＮＡＧＵ　ＦＡＣＴＯＲＹ」を提供するほか、共同研究、講師派遣などを通じ、地域課題の解決に貢献する情報エンジニア人材の育成を共同で推進していく。
同社は「両者の強みを生かしながら多様な分野で協力を深めていく」と話していく。
同社は１９４８年１０月設立、資本金８７１５万円。２０２４年１２月期売上高は１４８億円。従業員１９９人。