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北九州市八幡西区に開発センターを開設  フロイデ    エンジニア育成とニアショア拠点に


 システム開発を手掛けるフロイデ株式会社(福岡市博多区博多駅東3丁目、吉谷愛社長)は7月1日、北九州市八幡西区藤田1丁目に北九州開発センターを開設した。
 首都圏の企業の受託開発現場に2~3カ月常駐し、その後、福岡で受託開発を進める「ニアショアサービス」の強化、エンジニアの採用と育成が狙い。フロア面積は114平方mで、人材研修などの際は約30人収容可能。スタッフ4~5人が常駐する。開設に伴い北九州事業所(北九州市戸畑区牧山新町)は年内めどに閉鎖し同センターに統合するほか、間接業務は福岡本社に集約し効率化を図り、東京事業所(東京都千代田区飯田橋3丁目)は営業に専念する。今期は新卒と中途で12人の採用を計画しており、うち7人を北九州地方出身者で採用したい考え。2年後までに全社60人体制を目指す。吉谷社長は「北九州市と地元企業からの支援によって実現した。今後も企業や自治体との連携を強め、地域経済の発展により一層貢献していきたい」と話している。
 同社は1987年1月設立、資本金3000万円、従業員40人。吉谷社長は北九州市八幡西区出身、1972年9月8日生まれの41歳、西南女学院短期大学保育科卒、趣味は読書、温泉。