NEWS

北九州地区でタッチ決済によるバス乗車の実証実験 西鉄グループ


週刊経済2024年2月20日発行号

北九州空港エアポートバスの2路線で

西鉄バス北九州㈱(北九州市小倉北区砂津一丁目、安田堅太郎社長)など西鉄グループは2月1日、三井住友カード㈱や㈱ジェーシービー、QUADRAC㈱(以上東京都)と共同で、西鉄バス北九州の北九州空港エアポートバスにおいて三井住友カードが提供する公共交通機関向けソリューション「stera transit」を活用したクレジットカードなどのタッチ決済によるバス乗車の実証実験を開始した。
これは北九州空港を利用するインバウンド観光客や国内の出張者などに対して便利で安心な移動を提供する試み。西鉄グループでは2022年7月から西鉄電車の対象駅、昨年7月から西鉄バスの一部路線で福岡地区を中心としたタッチ決済による実証実験に取り組んでいるが、北九州地区への導入は今回が初めて。対象路線は北九州空港エアポートバスの小倉~北九州空港線(全日28往復)と黒崎・折尾・学研都市~北九州空港線(同11往復)。対応ブランドはVisa、JCB、アメリカン・エキスプレス、ダイナーズクラブ、ディスカバー、銀聯。バスの乗車口と降車口の付近にそれぞれ読取端末を設置しており、タッチ決済対応の各国際ブランドカードや同カードを設定したスマートフォンなどを乗車時と降車時に触れるだけで決済できる仕組み。実証実験期間は来年3月末まで。
今回の実証実験では西鉄バス北九州が実証実験主体とバスの運行、三井住友カードがsteraプラットフォーム提供とキャッシュレス決済導入支援、Visa、銀聯のタッチ決済に関するソリューション提供など、ジェーシービーがキャッシュレス決済導入支援とJCBやアメリカン・エキスプレス、ダイナーズクラブ、ディスカバーのタッチ決済に関するソリューション提供など、QUADRACが交通事業者向け決済や認証に関するSaaS型プラットフォームの提供、西鉄エム・テック㈱が車載機器の取り付けやメンテナンス、㈱ニモカが実証実験におけるプロジェクトマネジメント、キャッシュレス決済導入支援、 交通乗車手段に関する総合的なアドバイスを担う。