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北九州―清州(チョンジュ)線に新規就航 韓国LCC・エアロK


週刊経済2025年7月9日発行号

 

9月30日から週3便で

韓国LCC・エアロKは6月25日、9月30日から北九州―清州線に新規就航すると発表した。同社は5月2日から福岡―清州線を就航しているが、北九州空港への乗り入れは初めて。

就航スケジュールは毎週火曜、木曜、土曜日の週3便。ダイヤは清州発が午後1時30分、北九州着が午後2時35分、北九州発は午後3時30分、清州着は午後5時25分(木曜日は午後4時45分着)。使用機材はエアバスA320―200型機で座席数は180席。

同社は2017年設立。20年12月に航空運送事業許可を取得。中国や日本、台湾、ベトナムなどに就航し、日本国内では仁川(インチョン)―東京(成田)、大阪(関西)線をはじめ、清州と東京、大阪、中部、新千歳、福岡、茨城、帯広間に定期便を就航させている。福岡県の服部知事は「北九州―清州線の定期便就航を心から歓迎する。北九州空港開港以来初めてであり、コロナ禍の影響を受けた北九州空港の旅客路線再生への大きな一歩」とした上で、「日韓国交正常化60周年という節目の年の就航は大変喜ばしく、利用者の利便性が就航することで、日韓両国の人的交流がより一層深まることを期待している」とコメントを発表している。