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効率的な販促活動などコスト削減で増益  井筒屋    通期は減収減益見込む


 北九州市の老舗百貨店株式会社井筒屋(北九州市小倉北区船場町、影山英雄社長)の2012年2月期決算は、売上高が前期比2・6%減の882億15百万円、経常利益が同11・0%増の28億6千万円で減収増益だった。
 個人消費の動向は依然と厳しく、減収となった。一方、利益面は効率的な販促活動、顧客戦略や売場運営などコスト削減で、増益となった。2013年2月期は「井筒屋グループ中期3カ年経営計画」の最終年度で、コスト構造改革の継続、店舗収益力の向上、商品力強化に取り組む。なお、通期は売上高が前期比5・7%減の832億円、経常利益が同45・5%減の15億6千万円で減収減益を予想している。