NEWS

  • 地域

前期地デジ需要の反動減で減益  総合メディカル    売上高は11期連続の増収


 保険調剤薬局、医師の転職・開業支援、経営コンサルティングなどを手掛ける総合メディカル株式会社(福岡市中央区天神2丁目、田代五男社長)の13年3月期第2四半期連結決算は、売上高が前年同期比4・3%増の400億300万円、経常利益が同26・8%減の15億6500万円の増収減益となった。
 前期に株式取得した調剤薬局子会社の売り上げ寄与や新規出店により増収したが、病院向けテレビレンタルの地デジ切り替え需要のあった前期からの反動減や薬価基準の改定、薬剤師の新卒採用増の影響で減益。セグメント別では東日本が、薬局部門の売り上げ増で売上高は前年同期比12・0%増の144億1500万円、営業利益は同22・1%減の3億2000万円。西日本では売上高が同2・9減の88億700万円、営業利益も同39・4%減の3億5700万円。九州ではリース、割賦などの医業支援の売り上げ増で、売上高が同2・1%増の160億5400万円、営業利益は薬局の既存店売り上げが伸びず同18・0%減の9億8700万円。その他は売上高が同8・3%増の7億2500万円、営業利益は同1・0%減の1億4200万円。
調剤薬局の出店状況は第2四半期中に13店(東日本4店、西日本3店、九州6店)を出店し、378店舗となっている。通期では売上高が同13・5%増の910億3200万円、経常利益は同2・2%増の49億8000万円の増収増益を見込んでいる。