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前月比0・23ポイント増の3・78% 5月度の福岡市ビル空室率


週刊経済2026年6月24日発行号

三幸エステート福岡支店調べ

三幸エステート㈱福岡支店(福岡市博多区博多駅前3丁目、中村竜治支店長)によると、5月度の福岡市ビル空室率は前月比0・23ポイント増の3・78%で、8カ月ぶりに上昇した。

周辺エリアで新築ビルに移転したテナントによる大口の二次空室の発生などが要因となった。規模別(※)では、大規模ビルが0・48ポイント増の4・0%、大型ビルは0・2ポイント増の2・7%、中型ビルは0・15ポイント減の4・02%、小型ビルが0・35ポイント減の4・57%だった。貸付面積に対する募集面積の割合を示す潜在空室率は0・23ポイント増の5・61%。

エリア別では、天神は大幅に低下し0・5ポイント減の5・6%で、2024年11月以来の5%台となった。中村支店長は「天神エリアでは大規模ビル『天神ビジネスセンターⅡ』が6月に完成。1フロア面積は約2600㎡で、ラウンジや会議室に加え、仮眠室やジム、サウナなどのアメニティが充実している。集約やビルグレードアップを目的とした移転需要で順調に内定が進んでいる」と話している。募集賃料は1坪(3・3㎡)111円増の1万6227円/坪で5カ月連続のプラス。

※大規模ビル=1フロア面積661㎡以上の物件、大型ビル=1フロア面積330~661㎡の物件、中型ビル=1フロア面積165~330㎡物件、小型ビル=1フロア面積66~165㎡の物件